ヘッジを使おう~maybe って使っていいの?~

英作文で自分の意見を書くときに、「事実」のように言い切ってしまう答案をよく見ます。

こんな時、ヘッジ(hedge)を使うと語調を和らげることができます。

いくつかヘッジ(hedge)をご紹介します。

I believe

自分の意見をはっきりと伝える表現です。

I believe that the globe will be much warmer in the next decades.

(地球はこれからの数十年さらに気温が上がるだろうと思う)

that は省略しない方がフォーマルな文体になります。

I strongly believe that using smartphones has negative impacts on kids.

(携帯電話の使用は子どもに悪い影響があると強く信じています)

strongly をつけて強調することもできます。

I think

自分の意見をはっきりと伝える表現です。

I think that women should be given equal opportunities in employment.

(女性は平等な雇用の機会を与えられるべきだと思う)

I think は非常によく使われる表現ですが、学術論文、などフォーマルな文体ではあまり使われません。他の表現もしっかりと使えるようにしておきたいです。

In my opinion, In my view

自分の意見をはっきりと伝える表現です。

In my opinion, men and women should be equal.

(私の意見では、男性と女性は平等であるべきだ。)

could, might, may, should, must など

確信度を表します。

Some human activities might pose a great threat to the environment.

(人間活動の中には、環境に大きな脅威を課しているものもあるかもしれない)

might は非常に確信度が低く、控え目な気持ちを表します。

Studying under the supervision of teachers must be important to students’ academic achievements.

(先生の監視の下で勉強することは生徒の成績にとって重要にちがいない)

must は確信度が高いです。

perhaps, possibly, probably, to some extent など

これらの表現は自分の主張を和らげる働きをします。これらの表現を使う事で主張が強くなってしまったり、はっきりした主張になることを避けることが出来ます。

Forest area will probably decrease if there is a flood of immigrants coming into the country.

(もし大量の移民がその国にやって来たら、森林地帯はおそらく減ってしまうだろう。)

probably の位置は、一般動詞の前、be動詞、助動詞の後に普通は置かれます。

The economy will probably not grow.

(経済はおそらく伸びないだろう)

can’t, won’t など短縮形の場合はその前に置きます。

The economy probably won’t grow.

maybe の使用について

perhaps と同じような意味で maybe が使われている答案をたまに見ますが、maybe はどちらかというと、話し言葉でよく使われます。フォーマルな文体では perhaps をおすすめします。

Perhaps information from books is more reliable than that on the Internet.

(おそらく本から得る情報はインターネットからの情報より信頼できるだろう。)

 

 

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